矯正治療では見た目の改善だけでなく、良好なかみ合わせをつくることにより、全身の健康を保ち、将来歯を失うリスクを低下させることができます。
お子さまの小児矯正から成人矯正まで、すべて専門的な知識を持つ日本矯正歯科学会認定医が担当いたします。
成人の方でも年齢制限はありませんので、お気軽にご相談ください。
小児矯正の場合、乳歯や生え換わりの6~7歳のころに、永久歯が生えやすくなるように部分的に治したり、顎の骨の成長を適切に導く治療を行う「1期治療」を行います。
その後、永久歯が生えそろった後に、ブラケットやワイヤーを使って歯並びやかみ合わせを改善する全体的な矯正治療「2期治療」を行う場合があります。
1期治療から2期治療までの経過観察の期間は、4ヶ月~半年に一度の通院になりますが、このようにステージを分けて治療する場合、トータルの通院期間は長くなります。
歯列矯正は、この骨代謝を利用して歯を動かしています。装置で歯に少しずつ継続的な力を加えると、徐々に歯は動きます。歯が動くスピードは1ヶ月に1ミリ程度で、やみくもに強い力を加えたからといって、早く動くというわけではありません。
歯や周囲の組織に負担をかけずに、患者様の体が持つ自然のペースで治療をするため、上下全体の歯並びがキレイになって、良い咬み合わせになるまで、約2年~3年くらい期間がかかるのです。
- 初診(相談・カウンセリング)
- お口の中を拝見させていただき、必要があれば簡単なレントゲン写真を撮り、解かる範囲で今の現状をお話させていただきます。矯正治療の一般的な話や、注意事項をお話しします。患者様の疑問や不安等にお答えいたします。
- 検査
- 歯型の採取、顔・歯の写真、頭・歯のレントゲン写真などを撮影
- 診断~契約
- 前回の検査結果の説明と一人ひとりに合った治療方法をご提案します。診断後、治療計画に同意したあとに、治療の契約を結びます。
- 治療開始
- 治療計画に従って進めていきます。患者様によって、矯正装置を付ける前に、未治療の虫歯や歯周病を直したり、抜歯をしたり、補助装置つける処置をします。
- 矯正装置装着 または 経過観察 ※
- 矯正治療が開始すると、約3~4週間ごとに通院します。
成人矯正の場合、約2年~3年かけて歯並びを改善します。※経過観察…特にお子様の場合、症状によってすぐに治療開始する場合と、しばらく経過観察する
場合があります
- 矯正期間終了後→保定期間、経過観察
- 矯正した歯列、骨格がもとに戻らないように、
保定装置(リテーナー)をつける大切な時期です。